アルベルト・ザッケローニ 商品

アルベルト・ザッケローニ ザッケローニの哲学

1998年刊行の原書を、日本代表監督の今になって日本語に翻訳したもの。結構あっさりと読めるボリュームです。選手時代の挫折、無名監督時代を含むザッケローニ氏の苦労人時代の話が主でミラン監督時代以降の話はほぼゼロ。「仕事はサッカーの監督、趣味はサッカーの監督」と公言するザッケローニがサッカーに真摯に取り組んだサッカー立志伝の前篇という位置づけになる本だと思う。なお、イタリアサッカー文化の洗練さやイタリア人全般のサッカーへのはまり具合も感じることができる。 ザッケローニの哲学 関連情報

アルベルト・ザッケローニ Pen (ペン) 2012年 2/1号 [雑誌]

島耕作から学ぶサラリーマン人生からはじまって、
求められるリーダー像、リーダー像の変遷、日本の若きリーダー達など、
いまの新しいリーダー論をまとめた特集です。

内容はあまり目新しくないですけど、海外の新リーダーを紹介するところで、
アメリカのイーロン・マスクという起業家のスケールの大きさには驚きました。
20代前半でITビジネスで巨万の富を築き上げて、それだけにとどまらず、
太陽光発電や電気自動車の開発、さらにロケットの開発に成功したというこれぞ武勇伝。
フィールズ賞を取る天才ながら他のアーティストとのコラボを試みる、
フランスの若き数学者、セドリック・ヴィラニも面白かったですねー。
やっぱりリーダーたるもの、人を惹きつける魅力があるものです。 Pen (ペン) 2012年 2/1号 [雑誌] 関連情報

アルベルト・ザッケローニ ザック・ジャパン完全ガイド -SAMURAI SOCCER SPIRITS- (晋遊舎ムック)

内容は実にすばらしいです。
ピックアップされた日本代表の注目選手のそれまでの、サッカー人生と活躍を事こまか、丁寧に書かれています。
長谷部選手や岡崎選手など、なんで入ってないんだ?と思う選手は多数ありますが。
また、アジアカップ優勝のザック・ジャパンの分析や解析。U-22のロンドン五輪やコパアメリカの特集。
ところどころにある「10分で分かる日本代表アレコレ」というミニコーナーも実に面白いです。
文句なく☆5つの商品です。


しかし、なぜ低評価かというと、「実績重視のFIFAランキングに独断と偏見でモノ申す!」というラストのコラム。

それらの内容は正論でうなずける。
問題はその書き方や表現が、嫌味ったらしい事。
わざとネガティブに書いて発奮させようにも、嫌みはいらない。そして「俺、サッカー知ってますよ」口調。
これらの表現は見たことがある。それは○○やアンチのそれに近い。とにかく日本代表をこき下ろすことに終始している。

どこのどいつがこんなの書いたんだと思ったら、「ホントのFIFAランキング研究会」という訳のわからない集団。
ようは、誰が書いたのか明確にされてない。叩かれると分かってるからかな?

なんで最後の最後に、こんな胸糞悪いものを掲載するのだろうか、まったく理解できない。
せっかく、いい本なのに・・・。 ザック・ジャパン完全ガイド -SAMURAI SOCCER SPIRITS- (晋遊舎ムック) 関連情報




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