初代セガラリーをゲーセンでやり込んだ者から見ると、PS2での『…2006』に続いてまたも名前だけのモドキが出た感があります。
グラフィックや操作感はPSPの『リッジ』等と比べても決して悪くないのですが、下記の通り欠点も多く爽快感は薄いです。
・COMカーの挙動がイヤらしすぎ
そもそも6台同時スタートというのが、少しの接触でも大きく挙動が狂うラリーにそぐわないのですが、抜いたCOMカーに後ろから自車の角にぶつけられるのには閉口しました。これ、米でパトカーが逃走車をスピンさせて停めるのに使う手です。
・新車が役に立たないことが多い
せっかく手に入れた新車が役に立たない(タイヤの種類が固定、挙動が不安定、等)ことが多く、達成感が薄いです。
・コース毎にタイヤを選べない
タイヤ自体は路面別に三種類用意されているのですが、なぜか最初に選んだタイヤで全レースを走ることになっていて、コースに合わせタイヤを選ぶというラリーなら当たり前なことが出来ません。
・タイヤ選択にあまり意味がない
雪景色のコースでも、結局直線でスピードを稼げる舗装路用が一番速かったりします。上といいラリー物としては致命的な欠陥です。
しかし、最近のSEGAってPS2の『アウトラン2』といい海外のソフトハウス頼りで、代表シリーズを自社開発できないんですね。全盛期を知っている昔からのファンとしては悲しい限りです。
セガラリー REVO 関連情報
GTシリーズを筆頭とする最近のリアル系とは対極に位置するレースゲームですが、
レースゲームとしての楽しさはきっちり満載された良質の作品です。
最近は海外ゲームではこの部類のレースゲームは残っていますが、
国内ではまれな部類になってしまいましたね。
ちなみにゲーム中にかかるBGMも秀逸です。
この時期のセガゲームBGMは神がかってるのですが、
ある意味この作品のBGMは頂点の作品かもしれません。
手に入るならサントラCDとご一緒に購入を。
SEGA RALLY2 CHAMPIONSHIP 関連情報
初代セガラリーはセガのドライブゲームを代表するゲーム。その音楽もまた非常に完成度が高かった。その音楽群を本来表現したかった形で表現したというのがこのCD。
バンドサウンドに徹しており、泥臭さとスムーズさが同居した楽曲群の良さを崩さずメタル風にもテクノ風にもならない聞きやすいストレートなアレンジと言って宜しいかと。ジェフ・ベック風のギターが心地いいですな。最初は歌物で始まり続く2と3ではスティーヴ・ヴァイが最もロックしていた頃を彷彿とさせる良質なハード・ロック・チューンとなる(ヴァイのテクには及んではいないが普及点っしょ(>▽<))。その他6ではスピーディなチューンでありこれが良いアクセントになってくれる。この曲によりリプレイ画面が大いに盛り上がったものでした。
尺の短さはあるものの万人に大いに楽しめる事でしょう。イイネ!!('∀`)人('∀`)イイネ!!
セガ・ラリーチャンピオンシップ イグニッション 関連情報
PC版とは少し操作性が違ったが普通に楽しめました。ストレスの溜まらないゲームです。 セガラリー REVO 関連情報
体験版からの感想です。車の挙動がちょっと違和感あり過ぎでした。ただ、これは人によって異なるかもしれませんので、一概にマイナス点と言えないかもしれませんが、私にはダメでした。グラフィックや操作性方法等は悪くありませんが、グラに関して言えば「オォォォー」といった驚きは皆無です。最近は、レース系のタイトルがかなり出ていますので、ラリーというだけでは、他のソフトと差別化を図り新鮮味を出すには至らなかったような気がします。この手のゲームが大好きな方は別として、暇つぶし程度や興味半分でプレイしたい方は中古等で十分な気がしました。 セガラリー REVO 関連情報