中田カウス 商品

中田カウス 吉本興業の正体

少し厚い本だが非常に「オモロイ」本でした。表紙のデザインもすばらしい。

吉本が草創期から現在に至る間での軌跡。したたかな大阪商人の創業者たち。
事業戦略ではヨシモトブックス、キャスティなど出版、映像、そして映画まで手に伸ばしている。
吉本はたくさんの優秀な人材を抱えているからインフラを自前で用意できればすべて自社の利益にすることができるわけです。
とにかく貪欲であり、すごいなあと思わずにはいられません。

かつてテレビ大好き、お笑い大好きで、NSCに入所することを本気で考えており、自分は特別なセンスを持っていると錯覚し、中二病に罹患していた(失笑)、
私にはある意味痛すぎる青春を振り返るという意味でも非常に興味深かった。

吉本に入れば金も名誉も手に入るという幻想がダウンタウンによって作られたと思う。
彼らはいわば宝くじの当選者であり、彼らがいるからこそ、吉本側もえげつなくそのほかの芸人から搾取できるわけである。
「お前もダウンタウンを目指せ!」と。

「マネージメントという名目の合法的な人身売買、社会的良識など通じないアウトローの芸人どもにムチを入れる猛獣使いー要するにテキヤ稼業の巨大化したもんが吉本興業です。」

中田カウス氏の吉本評がとてもわかりやすい。

いつか大阪に行く機会があれば必ずなんばグランド花月へ行きたいと考えています。 吉本興業の正体 関連情報

中田カウス 襲撃 中田カウスの1000日戦争

西岡研介さんの取材力に脱帽する1冊。次代のジャーナリズムを背負う著者の今後に期待しています。 襲撃 中田カウスの1000日戦争 関連情報

中田カウス 文庫 吉本興業の正体 (草思社文庫)

吉本興業という怪物の正体をつきとめようとする、作者の執念にも似た姿勢に感服。「単なる大阪のローカルお笑いプロダクションが、なぜ日本の芸能界を牛耳るまでになったのか?」その答が本書にはぎゅうぎゅうに詰まっている。それほど、作者は吉本の戦前の発祥から大阪時代、東京進出、全国制覇までをたんねんに、粘り強く追っている。その道筋は大阪が育んだ独自の文化の軌跡であり、ひいては日本の笑芸の歴史でもある。同時に、本当の意味で「芸人」が消え「タレント」ばかりが大手をふっている理由もよくわかった。大阪文化の研究本としても深い意味があるはずだ。昨今は、取材対象に遠慮したり媚びたり、内容がスカスカの本が多いがこの作品は違う。似た最近は文庫本でもかなりのボリュームなのが多い。 文庫 吉本興業の正体 (草思社文庫) 関連情報

中田カウス 中川家・ルート33・キングコング IN ZAIMAN [VHS]

めっちゃおもろかったです!!
題名の通り、中川家・ルート33・キングコング
出てるんですが、どれも良かったです!!
個人的には、キングコングがおもろかった★☆
カウス・ボタンさんは、『さすが!!』というかんじでした。
DVDが見れない方はぜひぜひビデオで!! 中川家・ルート33・キングコング IN ZAIMAN [VHS] 関連情報




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