※全てのイースシリーズを追ってきたわけではない人間が書いています※
これまでのイラストが、本当にこれでもか!というほど詰め込まれています。
その証と言うべきか、本自体もずっしり重みがあります。
掲載サイズも(イラストにもよりますが、基本的には)1ページ1枚の大きさですし、ファンなら買いだと思います。
ただし、(目次を見ればわかると思われますが)Falcom製でないイース4のイラストについては掲載がなく、それが非常に残念でした。
権利関係などいろいろ問題があるのかもしれませんが、これまでのイースシリーズの集大成であるなら、頑張って調整して欲しかったな…と思います。
また、イラストレーターさんの名前がどこにも掲載されていないので(見つけられてないだけだったらすいません…)、この人の絵が好きだ!と思っても誰が描かれているのかわからず、少しストレスを感じました。
以上2点から星−1です。
全体としては満足してます!
イース THEアートブック 関連情報
イース セルセタの樹海 イース生誕25周年記念パック (描きおろしヒロインカレンダー・ドラマCD『イース セルセタの樹海』・音楽CD『イース 古今曲集(仮)』・クロスクリーナー『アドルの世界地図』 同梱)
イースは数年前ににPCエンジンで1-4までやって、PSPでフェルガナ(体験版のみ)、イース7(クリア)のみやりました
イース7もとても良くできたARPGでしたが、セルセタの樹海は圧倒的にそれを越えてます
まずグラフィックですが、これは正直VITAの他のタイトルと比較するといまいちですが、PSPでは無理な表現だと思います
人物はそれなりですが、背景や街の造形がとてもよく作りこまれてて結構感動します
いわゆるエリア切り替えタイプのARPGですが、一つ一つのエリアがとても広い上に凝ってます
そんな広いマップが多数あり、それらを探索するのがとても楽しいです
昔、RPGをプレイしてワクワクした気持ちが再び味わえる、そんな感じです
イース7よりワクワク感ははるかに上です
マップはとにかく広いですが、序盤からワープが使える上に移動がとても早いので、探索にあたってストレスを感じる部分はないと思います
序盤の街にすぐ帰れるようなショートカットも開通します
×ボタンによる回避移動もイース7ではキャラが小さかった分やたら跳びすぎてる印象がありましたが、本作ではキャラの等身が高いせいか適当な跳び具合に見えます
システム的にはイース7を踏襲してますが、決定的に違うのはUIです
VITAのタッチパネルを活かしたUIで、アイテムやマップ、メインメニューなどタッチパネルから簡単にアクセスできます
その分、ボタンはアクションにフルに割り当てられてます
このため、7ではやりにくかったガードも△ボタンひとつで可能になってます
このあたりの操作性は非常に快適です
背面タッチのピンチイン・アウトで仲間への指示
前面タッチのピンチイン・アウトでカメラズームイン・アウト
という操作もあるのですが・・・これは右スティックが余ってるのでそちらに割り当てられるとよかったと思います
めったに使わないのでいいのですが
広大なマップなのに移動が快適でテンポが早く、無駄なスキル・経験値稼ぎ等の水増しがない分早い時間でクリアできてしまいますが、中身が濃いのでボリューム不足と感じる部分はないと思います
ファルコムのRPGの品質の高さを改めて思い知らされる傑作でした
今後はもう少しだけグラフィックやモーションに力を入れてもらって、でもそちらに力入れすぎてこの快適なゲーム性を損なわないように、ハイエンドゲーム機向けに良作をどんどん出していって欲しいです
イース セルセタの樹海 イース生誕25周年記念パック (描きおろしヒロインカレンダー・ドラマCD『イース セルセタの樹海』・音楽CD『イース 古今曲集(仮)』・クロスクリーナー『アドルの世界地図』 同梱) 関連情報
選曲はマイナーな曲を集めた感じが少しありますが、
アレンジ自体は概ねオーソドックスな感じですので、
原曲が好きなら問題なく楽しめます。
一曲だけ微妙なアレンジがありますが、9曲収録で7曲は気に入りました。
もう少し安ければ良かったです。
イースざんまい 関連情報
とりあえず、1週目クリアをしたのでレビューしてみます。ちなみに、1週目は難易度ノーマルで、プレイ時間は約20時間ほどです。ちなみに、イースシリーズはこれが初プレイです。
先に書いておきますが、シリーズ初プレイでもまったく問題なくストーリはついていけるので、イースシリーズをプレイしたことがなくてついていけるのか不安だという方はどうぞご安心ください。
以上を踏まえた上でレビューしたいと思います。
・ストーリー
記憶を失った主人公アドルがなぜ記憶を失ったのか?彼の記憶を辿る果てしない樹海の旅が始まる。というものです、簡単に書けば。
最後まで通しての感想ですが、私自身は十分楽しめたのですが、寄り道をしながら20時間でクリアできるということを考慮すれば、ストーリー自体に深みはそれほどないかもしれません。登場人物によって語られてはいますが出てこない?登場人物なども存在しますし、やや説明不足な感もあります。しかし、20時間でクリアできるアクションRPGにしてはよくできているストーリーだと思います。それに、ストーリーのテンポも心地よい早さだと思います。ただし、いろいろとツッコミ所があります。特に誰と言いませんが、某キャラには「いやいや、お前、なぜ、重要なことを隠し続けていたんだ?」とツッコミを入れたくなります。誰とは言いませんが。
ストーリーにより深みを求める方にはオススメし辛いですが、主人公の記憶探しの冒険をしてみたいという方には特に問題なく楽しめるかと思います。
・アクション
楽しいアクションというのはこういものなんだろうなと納得できるほど、アクション部分は良くできていると思います。
まず、操作が簡単な上、技の組み合わせ等により敵をバシバシとなぎ払うような爽快感が得られます。
そして、操作はシンプルでも意外と奥が深いです。敵の攻撃に対して回避やガードのタイミングひとつで自分に有利になりますが、そのタイミングを見誤ると、とてつもないダメージを食らったりします。ガードをするにしても、タイミングを計らずにあらかじめガードするというのもひとつの手ですし、回避も早めにするかどうかはプレイヤーの腕の見せ所です。ちなみに、強い敵になればなるほどトリッキーな動きをしたり、攻撃速度が速かったりでこちらのガードや回避のタイミングを外してきたりするので、ガードや回避タイミングがワンパターンになることはなかったです。
また、属性もキャラクターにより斬撃、打撃、射撃の3つがあります。この属性も敵の弱点に応じて使い分けると特典がついたりするので、敵に応じて仲間キャラを切り替える場面が割と多く、使用キャラである6人は意外と使い分けることができます。ただ、使い分けるということができるというだけで、各属性につき2人ずつおり、実際には特定の場面以外でほとんど使用しないキャラもいたりしますが…。
さらに、キャラクターそれぞれの技は使い勝手のよいものから使いづらいものまで玉石混交なので使う技は固定されやすいという弱点はあります。
多少の難点はあるものの、アクション部分はシンプルでもかなり良くできていると思います。
・難易度
難易度はイージー、ノーマル、ハード、ナイトメアの4種類から選べます。また、救済措置として、ゲーム中いつでも難易度を下げることが可能です。ただし、もともとの難易度よりも上げたり、下げた難易度を再び上げるということはできません。
その他、最高難度のナイトメアでは役に立つとは思いませんが、武器の強化、防具の強化、回復アイテムを多く持つなどによりごり押しも一応は可能です。また、難易度ナイトメア(1周目だとほぼ無理ゲーレベルです。特にボス戦はシューティングゲームなんじゃないかと錯覚することすらあります。HPがただの飾りになるので)についても2周目以降の引継ぎ(強くてニューゲームみたいなもの)により、難易度の軽減は図られています。ただし、2周目の引継ぎでレベル最大手前のキャラで、最強装備で挑んでも、ボスによっては対策を立てないと苦戦します。下手すれば、はじめのボスで苦戦します。割とマジで。
最高難易度のナイトメア以外の難易度は鬼畜難易度ということもないので、個々の好みに応じて安心してプレイできると思います。
・その他(音楽・グラフィック等)
好みがあるのでなんともいえませんが、音楽はノリのよいものが多くて良曲揃いかなと思います。フィールドの音楽でも気分が盛り上がって楽しくなりそうな曲も多いので、楽しくプレイできると思います。
グラフィックは、ところどころのポリゴンが粗く、Vitaのソフトにしては他のソフトよりもやや見劣るかなという印象はありますが、割と早く慣れると思います。ちなみに、アニメーションは綺麗でOPムービーはかなり綺麗でした。
処理落ちについてですが、フィールド上で敵が多くなると動きがかなり重たくなる印象はあります。ただ、プレイに差し支えるかというと、特に差し支えはありません。若干イラっとくるときがあるという程度です。
読み込みですが、パッケージ版のことしか書けませんが、ソフトを起動するまでに結構長いロードをはさみます。それ以外はたまにロードに時間が若干かかるという程度で、プレイ中にロード時間が気になることはほとんどありませんでした。
また、ボリュームについてですが、寄り道をかなりして約20時間と時間だけ聞くとボリュームは少ないのかなと思われるかもしれませんが、1周目プレイを終えての私の体感は20時間よりももっと長い時間プレイをしたという感触です。私がこのように感じるのは、おそらく、キャラクターの移動速度が速く、特定の場所へはワープして行けるので、結構広大なマップの割には総移動時間は少なめだという反面、アクションに費やしてる時間がかなりを占めるので、実時間以上にたくさんの時間を費やしたような気にさせてくれるからだと思います。
と、いろいろと項目を立てて書いてみました。
プレイしてみると本当に樹海を冒険しているような楽しさを味わえる上に、アクションも楽しいので最後まで飽きずにプレイできました。本当に良いソフトに出会えて、大満足です。
イース セルセタの樹海 (通常版) 関連情報
Falcom jdk BAND Diva Kanako Sings Vol.2
ゲームシリーズの音楽をきいてとてもいい曲があったので購入しました実際聞く人にもよりますがとてもよかったです Falcom jdk BAND Diva Kanako Sings Vol.2 関連情報