美輪明宏 商品

美輪明宏 老女優は去り行く-美輪明宏のすべて+2

1977年7月23日東京・郵便貯金ホールにてライヴ録音された、ソニーに残された美輪明宏の2枚組LPが、本日ようやく初めてCDとなって再度世に送り出された。

思えば今から11年前の今頃に、中古レコード店で購入したこのアルバムを初めて聴いた時の衝撃は、計り知れないものであった・・・そのメッセージ性の強烈な歌詞と美輪明宏のエモーショナルな絶唱に、私がそれまで抱いていたシャンソン観が、根底から覆されてしまったのである。ソニーは洋邦ともにメッセージ性の強いアーティストを数多く抱えているが、その中でも最もインパクトの強烈なこのアルバムが、何故今までCD化されていなかったのか、大変理解に苦しむ。ロックやフォークではなくシャンソンであったからなのか、それとも・・・。

「ヨイトマケの唄」は数種類のヴァージョンが残されているが、私の聴いて来た中では、ずばりこのアルバムのものがベスト・テイクである。他のヴァージョンが歌謡曲的なアレンジであるのに対し、このアルバムのヴァージョンはピアノとオルガンを中心にした小編成のバンドによる、フォーク・ロックに近いシンプルなアレンジであり、テンポもややスローである。そして美輪明宏の歌も一段とドラマティックである。

この歌に負けないほど更に強烈なメッセージ性を持つ歌が、「祖国と女達」「故郷の空の下で」(後者は「ヨイトマケの唄」のシングルのB面であった)である。こうした歌こそ、日本の音楽ジャーナリズムに跋扈し続けるURC原理主義者共に聴いて欲しい歌なのである。

「愛しの銀巴里」及びタイトル・ソングとなっている「老女優は去り行く」は後にキングレコードにスタジオ録音されているが、このアルバムに収録されているライヴ・ヴァージョンがオリジナルである。後者は当時、33回転の7インチ・シングルとしても発売されていた。

美輪明宏は同じ77年にポリドールにも「魅惑のコンサート」というライヴ盤を残しているが、このアルバムは2007年にユニバーサルからCD化される予定であったものの、中止に終わってしまったのである。それを思うと、このソニー盤が無事発売されたことは、大変感慨深いものがある。ソニーには何としてでもこのアルバムを、ずっとカタログに残るロング・セラーにして頂きたい。 老女優は去り行く-美輪明宏のすべて+2 関連情報

美輪明宏 人生はドンマイドンマイ

美輪さんの回答は明快でわかりやすい。
しかしながら相談内容は美輪さんもやや呆れたりする部分もある。
人の悩みは千差万別。
人の相談事を読み聞くと自分の置かれている立場に感謝する。 人生はドンマイドンマイ 関連情報

美輪明宏 白呪

美輪明宏が丸山明宏の時代から低迷の時代も着実に作品を作っていたんだと感心させられる。
内容は暗いが戦後の日本の混迷の時代を実体験で作品を作ったんだろうと思わされる。
とにかく彼の歌唱力は素晴らしい! 白呪 関連情報

美輪明宏 美輪明宏「人生愛と美の法則」2 [DVD]

それなりに見てよかったと思う。美輪さんの歌だけ知りたかったのですが内容は良いと思います。 美輪明宏「人生愛と美の法則」2 [DVD] 関連情報

美輪明宏 美輪明宏リサイタル”愛” 2 サンジャンの恋人~’91秋パルコ劇場~ [DVD]

とうとう、美輪明宏さんの歌っている姿がDVD、として発売される事になりました。有り難い事、キングレコードに感謝です、勿論DVD媒体を「良し」と判断された美輪明宏さんご自身にも敬意を表したい、そう思います。

さて、'91年のリサイタル“愛”第2部であったこの「サンジャンの恋人」は、「夜のタンゴ」そして表題の「サンジャンの恋人」で始まります。「想い出のサントロペ」「不倫」と続き、ここから明るい「バラ色の人生」、そして今、最も必要である「愛する権利」。「ボンボアヤージュ」を通じて、名曲「愛の讃歌」(勿論、美輪さんバージョンです!)…アンコール曲が、今年、'06年にも演じて歌って下さいましたが…素晴らしい美輪ワールドの結晶とも言える「老女優は去り行く」…。

美輪明宏さんが、まだ少し'80年代後半の長患いから復帰しての時期ですから…お痩せになっておられますが…声には今もこの時期も、全く遜色ない素晴らしさを感じさせて下さいます。是非、この機会に購入を!南無妙法蓮華経。 美輪明宏リサイタル”愛” 2 サンジャンの恋人~’91秋パルコ劇場~ [DVD] 関連情報




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