面従腹背 商品

面従腹背 辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理

 いつも見ているTV番組で「元銀座ナンバーワンホステス」のキャッチフレーズでレギュラーをやっている人だ・・・と衝動買いしてしまった。だが、買って後悔はしなかった。 他のビジネス書にはない、独特な視点が随所に散りばめられているところが新鮮。「忙しぶりっ子上司」「さわやかな面従腹背を演ずる」「嫌われるというのも戦略の一つ」「鈍感になることで印象がアップ」「お局さまのイビリはエンタメ」「かぐや姫方式」「やりがいは探すほどに消えてゆく」など、読了後でもこれだけのあっと言わせる視点が記憶に残っている。 もちろん、簡単にできるハウツーもてんこ盛りなのだが、私にとって「目からウロコ」だったのは、「いいところをどんどん見つけてほめる」のは「おだててるんだろ?」という不信感を呼び起こしてしまうので逆効果、という指摘だった。実は、後輩に対して「ほめまくればいい」と思っていたので、ギクリ、である。著者によれば、まずほめるのは一点に絞り、それを徐々に拡大してゆく方が「自分という人間をちゃんと見た上で評価してくれている」という信頼感を呼び起こす、という。なるほど。多謝。 欄外などに根拠となる心理学の学説が紹介されている。そういうのは別にいいから、職場対人関係のハウツーだけに絞って欲しいと思う人もいるかも知れない。個人的には、読み終わってちょっと賢くなれたような気がして、お得感を感じた。 辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理 関連情報




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