初めてプラモデルを買ったので、模型教室に通って作りました。パーツが多く塗装が大変な所や、はめ込む所などがきちんと合わない事があり、プロの手を借りないと初心者には難しいと思います。時間もかかり大変でしたが、とてもきれいな仕上がりになったので満足しています。プラモデルの上手な方にはおすすめです。 1/100 鹿苑寺 金閣寺 関連情報
ようやく若冲が小説に取り上げられた。これまで写楽、北斎など浮世絵師を主人公とする小説は珍しくなかったので「そろそろ若冲の登場では」と私は楽しみに待っていた。執筆者の澤田瞳子さんは時代小説で数々の受賞歴を誇る中堅の実力作家である。18世紀後半の京都を舞台に若冲の生涯を描いている。同時代に京都で活躍した池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁、大典などとの交流にも触れられる。当時の京都で起こった尊王攘夷派の公家が追放された宝暦事件や天明の大火が取り上げられているので、若冲の生きた時代背景がわかる。青物問屋の家業や家族、友人との関係や若冲の生活ぶりや、彼に影響を与えたであろう事象も理解できる。彼が生身の人間として描かれ、身近に感じられたことが本書の最大の収穫であると思う。著者は、腹違いの妹の「志乃」を若冲のそばに置き、彼女が語り手となって物語は進む。「若冲が尼姿の妹と暮らしていた」との記録を基に志乃を創りだしているが、岡田秀之氏の研究によって尼僧は若冲の末弟の妻の真寂尼であったことが判明している。したがって、史実を無視したこの設定は少々気にかかった。さらに著者が工夫したのが絵師・市川君圭の存在である。自死した若冲の妻の弟である君圭は若冲への復讐を意図して絵師をめざす。やがて若冲も市川君圭をライバル視するようになる。この歪んだ人間関係が若冲の創造へのエネルギー源として打ち出されている。若冲には結婚歴がないが、自死した妻とその弟を著者は創作し、若冲との確執を本書の主題として提示するのである。フィクションとはいえ、この解釈は果たして妥当なのだろうか。若冲のすべての作品を虚心に眺めれば、そこには情はない。ただ対象である動物、植物に強い興味を持ち、大胆に精緻に1ミリたりとも疎かにせず描き写そうとする好奇心と執念のみが漂っている。これを狩野幸博氏は「動物でも植物でも、はたまた風景であっても、まずその対象を飽きることなくじっと観察するうちに、いつか『神気』を感じることができるようになり、そうなったら筆はおのずと動いて形をつくる」と表現している(「伊藤若冲大全」解説)。若冲の作品に接すれば多くの人は同様の思いに捉われるのではないか。また、若冲の画風を鑑みるならば彼が誰かと画技を競うような器量の小さな人物には思えない。40歳で家督を弟に譲った事実からも、「自分には絵しか能はない」と思い定めて一身に画業に没入する姿が浮かぶのだ。したがって、妻の自死や人間関係の煩わしさから若冲が画業へのめり込んだとする説は見当外れであり、若冲理解を歪めるものではないだろうか。若冲の創作動機よりも、彼の絵画を通して求め続けたものや厳しい創作態度に焦点を当てれば、より厚みのある物語に仕上がったのではないだろうか。とは言え、とても興味深く読了できたことを付け加えたい。精緻に磨かれた華麗な文体は若冲の絵を思わせる趣を備えていた。京都のあの時代であればこそ若冲の才能が花開いたのだろうと納得できる記述であった。この作品をきっかけにして若冲が小説、ドラマ等に広く取り上げられることを期待したい。 若冲 関連情報
本書は、元りそな銀行員の著者が、支店内の茶番劇を書いたもの。通帳改竄は当たり前、人事課長のホントのお仕事、旧来の年功序列の行内体制などなど、読めば読む程呆れ果てる内容ばかり。読み物としては面白いが、銀行員は本書で書かれるような人ばかりではないと信じたいが、真面目に仕事してくれよと言いたくなる内容です。 ほんまかいな!銀行マンお笑い日記 関連情報
今回の金閣は父が作って見たいと購入させていただきました。高齢の父には出来るか不安でしたが、丁寧な説明書をじっくり読みながら作りました10日間かけて作ったと言ってました。出来上がった金閣は今入所しているケアハウスの玄関ホールに飾っています手先の器用な父だから出来たと思います。 木製 1/75 鹿苑寺金閣 (ゴールド) 関連情報
値段が安い割には部品点数が多く、製作が楽しめます。接着部分の金メッキをはがさなければいけないのがかなり面倒ですが致し方ないです。他の物は10点くらいしか部品がないし。 1/150 鹿苑寺 金閣寺 関連情報