映画とは又、違ってアメリカンフットボールの解説が殆どで、理解するには難しい本でした。 ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟 関連情報
ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟 (RHブックス・プラス)
極貧生活を送っていたがひょんなことから裕福な白人家族と共に暮らすことになり、類まれな身体能力からアメリカ中に知られるラインマンとして昨年NFL入りしたマイケル・オアーの実話。サンドラブロック主演で映画化もしている。
全体的にはオアーの大学1年までの話と、NFLにおける パス重視化→DEのスター化→ブラインドサイドのラインマンの年俸急増 という変化のルポが交互に展開される。
オアーが心を開く過程(というより心を得る過程)がいい。ポツリポツリと出るオアーの言葉が印象的だ。
この話は単なるサクセスストーリーだけでなく、福祉の視点から青年が自分や家族、成功を得ていくのに何が必要かを考える話でもあると思う。
映画化も納得のスポーツノンフィクションの優良書。
ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟 (RHブックス・プラス) 関連情報
実在するアメフト選手、マイケル・オアーの実話です。映画では語られませんが、リー・アンは黒人差別主義者の家庭で育ち、自身も偏見をもっていたそうです。しかし、寒空にTシャツ1枚で歩く黒人少年、マイケル・オアーに心を動かされ、一晩だけの同情だったはずが、法定後見人となるほどに、彼の優しさと才能に惚れ込み、黒人差別主義者を軽蔑するまでに変わっていきます。その過程で家族もマイケルからいろいろなものをもらいます。幸せになったのはマイケルだけではなかったわけです。
マイケルの成功には、リー・アン一家が大きく貢献しているわけですが、理由はともかく、身元も不確かなマイケルを入学させた高校も立派です。高校に入ることがなければ、リー・アンとの出会いもなかったわけですから。このようにある人の成功のかげには、多くの人の力があるんですね。しかし、残念ながら、支援の手が届かない人もたくさんいます。このことも映画の中で語られます。支援の手が届くかどうかは偶然が支配しているのですが、ほんの少しでも偶然の要素を排除して、貧困や差別をなくしていくことが大切だと教えられました。
映画そのものは、お涙ちょうだいの、ステレオタイプな感動ストーリーではありませんし、説教臭くもありません。笑えるシーン、痛快なシーンがたくさんあり、良質なエンターテイメントに仕上がっています。もちろん、アメフトを知らなくても問題なく楽しめます。老若男女を問わずおすすめの映画です。
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サンドラブロック最高。本当にかっこいい。この映画で、迷いながらも自分を信じて、自分がしたい、と思ったことをパワフルに行動に移していく
女性を見事に演じている。サンドラブロックの演技が最高に光っていて魅了された。
日本での映画館上映館が少なすぎる!!!ありえなかった。なんでこんないい映画が普通に近場で見れないのか、理解できない。こういう本物をもっと上映するべき!!!
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