友川かずき 商品

友川かずき 友川カズキ 歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく

秋田に旅行で行った時に拾ったフリーペーパーに掲載されていたインタビューを読み、その人物に強く惹かれ、購入しました。若いころは土方のバイトで飯場生活を送りながら歌手活動をしていたという友川さん。「ヒット曲なんてひとつもない」と自嘲しつつ、いまも川崎のアパートでひとり詩をつむぎ続けている60歳。弟さんのことを唄った「無残の美」の直裁にして凄絶な筆致も、こうして活字で読むとまた違った感動を覚えます。世間では傍若無人なおじさん、というイメージもあるようですが、亡き人に向かって「待つのみでいい どこへも行くな こちら側へももう来るな! 」と唄える深い優しさに胸を打たれました。グラビアに載っている友川さんの自家製(?)ラッキョが、とても美味しそう。巻末に、話題の作家・西村賢太(芥川賞獲っちゃいましたね)さんとの対談が載っているのも本好きとしては美味しい限りです。 友川カズキ 歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく 関連情報

友川かずき ピストル 渋谷アピア・ライヴ 2003 [DVD]

友川ファンんら、ぜひとも持っておいて損はないと思います。 ピストル 渋谷アピア・ライヴ 2003 [DVD] 関連情報

友川かずき ゴールデン☆ベスト

ナイナイのオールナイトで友川さんを知り、それ以降大ファンに。ライブを3回行ってきました。歌詞もいいですが、歌声もとてもいいです。私の花、しにそこないの歌、生きてるって言ってみろ、ぜひ聞いてください。友川さんの入門盤です。 ゴールデン☆ベスト 関連情報

友川かずき 花々の過失 [DVD]

友川カズキの音楽に触れたのは、「ナイナイのオールナイトニッポン」で2012年6月頃の事だ。ナインティナイン岡村が偶然(おそらく、ちあきなおみの「夜へ急ぐ人」の、志村けんによるモノマネ映像を見ていて、その作曲者を追って)YouTube で発見した「生きているって言ってみろ」「トドを殺すな」といった、友川の曲を番組内で紹介し、あれよあれよと言う間に同年6月22日には友川が「ナイナイのオールナイトニッポン」に出演したのである。その前週には「ぐっさん」がモノマネの素材にしていたことも明かされるなど、本人の出演に向けて盛り上がりもピークとなっていたのだが、まさにその出演日2012年6月22日は「J-POPの歴史が変わった」とナイナイ岡村も言っていたように、記念すべき一夜であったと思う。1964年生まれの私もオールナイトニッポン歴は長く、最もインパクトのあった放送回は1977年の「『宇宙戦艦ヤマト』のラジオドラマ」の回(1時から5時までぶちぬきで富田敬や麻上洋子など豪華声優陣が集まった放送回。当時中学生であった私は大阪に住んでいたので、一部はラジオ大阪で、二部から後は強引にソニーのラジオ、スカイセンサー5800でニッポン放送にチューニングして聞いていたとは年寄りの思い出話。この時から西崎Pと松本零士は不仲であった)であったが、それに次ぐ、私史上二番目にのインパクトあるオールナイトニッポンであった。(残念ながら、タモリの放送は三位に後退してしまった...)たしかに、日本の音楽シーンを一変させたかも知れないと私も思う。そのくらいインパクトのある演奏であった。その友川のライブパフォーマンスを見たくなり、このDVDを手にしたが、彼の音楽をあだやおろそかに聞いてはならないなと改めて思わされた。才能があっても芽の出ないことはあるし、時の運というのはいたずらなものだが、友川の存在を知らしめてくれたナイナイ岡村には感謝したいなと思う。ナイナイ矢部も言っていたが、からあげ食いながらこの音楽聞ける人はちょっとどうかしていると思う。まあ、そんな話はともかくとして、一人でも多くの人に聞いてほしいなと思う音楽ではあるし、からあげ食いながらこの音楽を聞けるようなつまらない感性の持ち主に聞かれて汚されたくないなとも感じて、複雑な気分になった。 花々の過失 [DVD] 関連情報

友川かずき 青空

 友川カズキさんの唄と絵画に感動してファンになり、この絵本を購入しました。これは立松和平氏の文章に友川カズキ氏が絵を描いたものですが、ずっしりと心に響く傑作です。 絵に関しては、水彩画のような澄んだ青で、敗戦兵の心を動かす純粋な子どもの心が浮きあがる。その敗残兵の家は、墓場の材木を利用して作った廃屋で、緑が燃えているようなトウモロコシ畑の中にある。この場面は油彩のセザンヌをを想起させる。 また、卵を買いに行く場面では、まるでゴッホのような情念を感じさせる色と筆使いだ。時には印象派、時には前衛画家、の色遣いと表現方法に、毎回ページをめくる楽しみがある。豊かな色彩の渦巻く友川氏独特の表現の世界によって、絵画作品を観賞しているような喜びに満たされる。子どもの純粋さを賛美している素敵な文章ですが、実は大人にとってはノスタルジーを誘う内容で、かつ絵画作品を楽しめる、という二重の喜びが与えられます。紙質も良く、多色刷りも美しく、価格以上の価値があります。これまでの多くの友川作品とは一味異なります。必見です! 青空 関連情報




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