パルテノン多摩で公開レコーディングされた音源のアルバムです。といっても観客は限定で、拍手などはあえて入っていないので、
夜の静かなひとときにも、落ち着いて聞くことができます。
谷山さんの弾き語りソロライブの雰囲気が味わえます。それもレアな名曲ばかり。
他のスタジオレコーディングのアルバムも完璧な演奏・歌声で好きですが、こちらはまさにライブ、その場にいるかのような臨場感があります。
タマで弾き語り 関連情報
バブル崩壊で失業し、そのあとしばらく浪人生活をおくった時代、崎谷健次郎のバラードに癒されていました。
好きな女性にも別れを告げられ、失意のどん底にあった自分を励ましてくれた曲が「きみのために僕がいる」(1990年リリース)でした。自分も必ず絶対に、その歌詞の様に甘く熱い熱情の動機を語れる女性を見つけるんだ、というように自らを励ましていたと思います。しかしながら結局、夢かなわず、現在タダの中年オヤジでしかない自分です。本作品「Starting point」は「きみのために僕がいる」で一緒になったカップルが、20年後に完全な自己肯定をするがごとく、甘くそして説得力をもって私に語りかけてきます。
20年前崎谷健次郎に癒された皆さん、この曲は、私も含めて、皆さんの人生は「間違いではなかった」と安心して癒される一曲です。崎谷のバラードはすばらしいと思っていた方はぜひお聴きください。1500円の価値は十分にあります。
Starting point 関連情報
ちびっこ達にウケそうなので仕事のセラピー用に購入。
後半のJ-POPはいらないかな。
ただ、前半はGOOD!
最近はCD付きが多いですがコチラは楽譜のみで手頃な値段。
どれも知った曲なのでCDが無くてもok。
惜しいのが紙質。
ツルツルしてるので反射して見にくいです。
やさしいピアノ・ソロ ピアノで一発芸!ネタ50選 関連情報
9年ぶりのオリジナルアルバム。どの曲も素晴らしい。私が特にはまったのは「もう一度夜を止めて」と「ひとりよりも、ふたり」。
「もう一度夜を止めて」23年の間に起こった自然な変化だけが静かに加えられたよう、だからこそはじめてこの曲を聴いたときからの思い出がフラッシュバックする。バイオリン、チェロ、ビオラと崎谷さんの変幻自在のピアノが、彼の歌声とともにさらに美しく優しく心に沁みます。
「ひとりよりも、ふたり」はKenn Katoさんの詞に崎谷さんの曲がこれ以上ないくらいはまっている。せつない歌詞・メロディーなのに、アップテンポで、聴いた後に知らず知らずのうちに前向きな気持ちになっている。正直こんな曲今まで聴いたことがない。アレンジ違いのurban remixのイントロ部分はそれだけで踊りだしたくなるほど!
愛だの恋だのから遠く離れ日々の生活に追われている自分ですが、聴き終わって気付くと通勤途中の車内で涙目…。こんな失敗をしないために、できれば自宅でゆっくり鑑賞されることをお勧めします。
なお、現在崎谷さんの公式HPでご自身によるライナーノーツが閲覧可能です。
PIECE OF DREAMS 関連情報
マニアックで個人的な意見を言えば、遊佐未森が光と自然の歌い手とすれば谷山さんは闇と都市の歌い手。それが判り易く出てるアルバムだと思います。「鏡の中のあなたに」や「夢半球」からの曲が黒面に無いのは残念でもありますが、逆に暗黒面が好きになるかも知れない方たちへのアプローチとしてはこの黒面くらいが最適だと思います。時代は変わり、世に流行る曲も変遷を遂げた気もしますが、実はなんら変わりなく、J-POPに刻み込まれた谷山浩子のメロディーは、マイナーが故に深く浸透してるんだなー、と勝手に実感します。
私の周囲は「そっくり人形展覧会」にはまってます。気象予想士・木原氏の美声も聞ける逸品です。
谷山浩子ベスト 白と黒 関連情報