アンダー・ザ・レッド・クラウド~デラックス・エディション【3,000セット限定生産/ライヴCD『ライヴ・アット・ラウドパーク13』同梱/ボーナス・トラック2曲収録】
アモルフィス12枚目、三代目voトミ・ヨーツセン加入後6枚目のアルバム。トミ加入後の彼らは「外れ」の作品が一切なく、それは今回も同じ。古い絵物語のような世界をアルバム全体で描き出している。これまでの彼らの作品を楽しめた人は、今回も期待を裏切られることはないはず。ボーナス曲も質は高く、アルバム最後まで楽しめる。トミ・ヨーツセンの歌唱スタイルは普通声とグロウルを使い分けるパターンではあるが、普通声のパートが間抜けに響く楽曲も世間には多い。テストの答案を埋める感覚でクリーンパートを作っているような印象を受ける。が、トミ・ヨーツセンのスキルは卓越しており、非常に心地よく聴ける。グロウルが多い2ndアルバムの20thツアーをこなした効果か、グロウルの幅も更に広がっている。余談だが、トレードマークの腰下まである長いドレッドヘアは今回切っていて、若干怖かったそうだが、変わらず良い仕事をしているのだからそんなこと心配しなくていいのに、と思った(笑) アンダー・ザ・レッド・クラウド~デラックス・エディション【3,000セット限定生産/ライヴCD『ライヴ・アット・ラウドパーク13』同梱/ボーナス・トラック2曲収録】 関連情報
フィンランドのフォーキーなメランコリックメタルバンドAMORPHISの2002年発表、7枚目のアルバム。 いやいや、彼らのメロディセンスは凄い。M2、M7あたりは特に涙腺を刺激しすぎ。彼ら独特な土着的な雰囲気も癒し効果絶大。そういえば本作からボーカルがトミ・ヨーツセンに代わったのだが、彼の声がまた味のあること! しかもいけめん(笑)彼らはデス・クリーン併用なのですが上手く使い分けています。クリーンパートでは優しく包み込むような歌い方をして涙を誘います。メロデス的なヘヴィなかっこよさと叙情性が上手く両立できている好盤。おじさんだけでなく若者にも聴いてほしい一枚。 エクリプス 関連情報
サークル 【初回限定盤 - DVD付&ボーナス・トラック2曲収録】
フィンランドのアモルフィスの11thアルバムです。今のボーカルが入ってからの作品はハズレなしですが、今作もすごい。初期作品に回帰するデスメタルっぽいギターのカッティングが、フィンランドのお家芸ともいえる叙情性をよりドラマチックにしています。とにかくメロディが素晴らしく、これでもかと日本人好みの叙情的なフレーズが詰め込まれ、「よく枯渇しないな」と感心。付属のDVDは、アルバムの制作をタイムライン通りに追ったドキュメンタリー。ただ単にスタジオでメンバーがじゃれあっているだけの映像だけに終始するボーナスDVDもある中、非常に興味深い内容です。悩んでいる人には、初回盤をおすすめします。 サークル 【初回限定盤 - DVD付&ボーナス・トラック2曲収録】 関連情報