キングダム・オブ・ヘブン 商品

キングダム・オブ・ヘブン キングダム・オブ・ヘブン 公式完全ガイド

映画には賛否両論あると思いますが、映画版では全く語られていないストーリーや各登場人物の背景も解説されています。脚本を作るにあたっての過程やストーリーボードの一例、キャスティングの経緯、そして衣装・武器・美術セットのデザインや当時の戦法・武器に関する解説の他にも、十字軍の大まかな歴史や参考文献も紹介されています。その他にも、十字軍や騎士物語を題材とした他の映画タイトルが参考に幾つか紹介されています。映画に出てくるシーンや撮影風景の写真、衣装やセットのデザイン画、そして十字軍に関する絵画も多く掲載されています。映画製作の裏側を詳しく知ることもできますし、歴史ものの映画が好きな方には良いのではないでしょうか。読み応え十分の良書です。(個人的には、気になっていたボードワン4世役のエドワード・ノートン氏の紹介がないのは少々残念ですが…) キングダム・オブ・ヘブン 公式完全ガイド 関連情報

キングダム・オブ・ヘブン キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット(2枚組) [DVD]

歴史、宗教、十字軍などに興味を覚え、観ました。史実に基づいて作られた映画だと言う事も興味をそそられました。色んな脚色が加えられている、と言っても、イスラムとキリスト教のような宗教的な争いが現代にも続き、それらの原点の一部を観たような気がします。主役のオーランド・ブルームがとても素敵です。サラディン役の ハッサン・マスード も素敵だったと思います。国のリーダーが彼等のような人物であれば、無益な戦いも無くなるような気がします。その当時の服装や生活観なども良く描写されていて、鑑賞後の満足感が半端無い映画です。歴史的背景を備えた大きな人間ドラマを観ている感がします。何度観ても飽きない映画だと思います。 キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット(2枚組) [DVD] 関連情報

キングダム・オブ・ヘブン キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット) [Blu-ray]

最初に書きますが映画自体は傑作です。今年新作があるリドリー・スコットの作品中でも特に好きな映画だったので、各国の仕様を買いました。☆は今回の商品の事で書きます。まず、これはフランスで発売されている商品の日本盤です。[参考に仏amazon]http://www.amazon.fr/Kingdom-Heaven-Digibook-Collector-Blu-ray/dp/B005H3HXXC/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1343094564&sr=8-3私はこのフランス盤を昨年購入しましたが映像コーデック&メニュー画面などは作り直されています。日本盤のMpeg2とは違い、AVCに仕様が変更され動きが複雑なシーンなどに改善が見られました。 パッケージ&中のブックレット等も、ほぼ同じ仕様と思われますが問題は日本盤はFOXのHPによるとMpeg2との表記で特典も収録無し。DVDの方は劇場公開版と特典が入るそうですがこれは過去に発売されたディスクの流用でしょう。フランス盤にはBlu-rayの方にも特典が収録されていたのとは違い寂しい仕様です。本作はDVDの時も、北米盤の4枚組が国内での発売が無くとても残念でしたが、今回のリリースも「商品としては」残念です。ただ、多くの人へこの作品を知ってもらう良い機会になればという希望も入れて☆は3つにしました。余談ですが、同じように発売されたイタリア盤の方がさらに画質は良く、本編の構成もインターミッションが入った別の仕様でした(本編の長さ事態は同じです。ただしイタリア盤はリージョンがBなので日本国内のプレーヤーでは再生不可ですが)欧州では題材のせいもあってか、リマスター版が出ている作品なので出来れば日本盤もそうして欲しかったです。オーダーはしましたので届くまでの確認と今後の仕様変更にわずかな望みでも期待しています。 キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット) [Blu-ray] 関連情報

キングダム・オブ・ヘブン 「キングダム・オブ・ヘブン」オリジナル・サウンドトラック

約6割くらいは讃美歌風のキリスト教の雰囲気を表す音楽で占められており、後2割程度がアラブ、中東を表す音楽、そして残りは戦闘などを描写しているような印象の構成になっている。 分厚いオーケストラによる重厚感は余り無く、讃美歌の歌唱が特徴的で歴史スペクタクルものの音楽としてはやや軽い印象です。主題歌の女性歌手の声が可愛らしく、耳に優しい。全体に高品質な音楽だと思います。 「キングダム・オブ・ヘブン」オリジナル・サウンドトラック 関連情報

キングダム・オブ・ヘブン キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット)製作10周年記念版(2枚組) [Blu-ray]

2014 年11月にBSプレミアムで放映された劇場版が初見でした。その時はストーリー運びと主人公の描写にいささか疑問を持ちました。それでも、大筋において感銘を受けたので、調べてみたところディレクターズカットの存在を知りました。幸いこの10周年記念版が出たばかりで、Amazonにてかなりお安くなってたので早速購入。みてびっくり。なんじゃこれ、断然よろしいではないですか。劇場版が、ディレクターズカットの壮大な予告編と揶揄されていることに納得しました。数々の疑問は解消され、満足しています。戦闘シーンの見事さは多くの方が触れているのでそれ以外で特筆すべき点について。劇場版ですと、ことごとく脇役がオイシイところを持って行ってしまってる感が強く、オーランド・ブルームがどこかハマってないように見えたのに本作をみてしまうと、主役バリアンは彼以外考えられないですね。彼の繊細な目の演技により、物静かなたたずまいの中に秘めた感情が徐々に移り変わる様を見ることができます。最もそれをよくあらわしているのは前半部分です。冒頭バリアンの目は、妻子を失った深い悲しみと、やり場のない怒りをたたえていたが、父の死と同時に騎士となるも戸惑いは隠せない。命からがらエルサレムに辿り着きゴルゴダの丘で得られると期待した安らぎも見出せない空しさ。しかしエルサレム王に謁見し、その人格に触れて驚き、感銘を受けて引き込まれていく。そして王に都の防衛について意見を求められ、熱く語る時、瞳には生き生きとした光が宿るのです。ここで彼の人生は反転し、この賢帝のもとで理想の国を実現する一助になるという新たな生きがいを得る。その変遷を、観客はバリアンの言葉ではなく、まなざしにて知るのです。劇場公開時、オーランド・ブルームはこの映画でかなりの酷評を受けたそうですが、劇場公開版は、バリアンの個人的な背景も演技の連続性もバッサリ切り落してしまっていたので、無理からぬことだと思われます。本作により作品もブルーム氏も各方面で再評価されているようでよかったです。映像特典は延べ10時間ほど。リドリー・スコットのこだわりが伺えます。個人的には衣装の素晴らしさに目を奪われました。当時の武器や武具、戦術に関する詳細な解説も楽しかった。ヒストリーチャンネルとのタイアップ番組のような映像もあり、映画の時代背景を掘り下げて知ることができ、特典映像により本作を一層深く理解できるように思います。この映画ができて10年経った2015年、まさにイスラエルとパレスチナの対立はますます混迷を深め、さらには西側諸国と(正統イスラム教ではなく原理主義ではあるにせよ)ISが、世界を不穏に陥れ、日本と日本人もこの戦いに巻き込まれつつあります。本作品のテーマとメッセージはますます重みを持っていくことでありましょう。現代において取扱に非常な注意を要する問題である宗教対立から目をそらさずにテーマに据えたリドリースコットのをおおいなる挑戦に敬意を表します。政情不安により、もうヨルダンやエルサレムなど聖地近辺でこれだけの大作は撮れないのではないでしょうか。星が4つなのは、字幕の訳が改められてないから。ユダヤ教の[嘆きの壁]を、単なる[壁]としていたのが最たるものでしょう、これは固有名詞でしょ。聖地についてちょっと調べればわかることでしょう。10年記念版なんだからこれまでも修正する機会はあったであろうに。客を嘗めないでほしいね。リドリー作品の脚本の英語は短く簡潔で、含蓄のあるものが多いです。(抽象度が高いので翻訳がむずかしいのでしょうね。)大意をつかんだあとは、英語音声と英語字幕で楽しんでいます。 キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット)製作10周年記念版(2枚組) [Blu-ray] 関連情報




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