木原浩勝 商品

木原浩勝 怪談新耳袋 殴り込み!<地獄編 後編> [DVD]

 今まで一番下っ端だった市川力夫君が監督ということで、ひたすら報復に終始するつまらないミッションが連発されるのではないかと心配していました。しかし実際観てみると、観ている側にとっても面白いミッションが多く、おおいに笑わせてもらいました。特に「普通の状態で幽霊が見えないなら、ぐるぐる回って三半規管にダメージを与えてはどうか?」というミッションには大笑いしました。むさくるしいおっさん達が次々に来てはぐるぐる回ってフラフラになりながら「俺にとり憑けー!」と叫ぶわけですから、幽霊も驚いたことでしょう。挙句の果てに、ラストはブリーフマンがブリーフ一丁でぐるぐる回り、フラフラしながらブリーフドゥーダンス(どんなダンスかは怪談新耳袋 殴り込み!劇場版[北海道編] [DVD]参照)。しかも三半規管が弱いらしく、しきりにえづきながら「俺にとり憑けー!」と叫ぶわけです。もう、こんな連中に乱入された幽霊がかわいそうで仕方がない(笑)。
 おそらく誰もが予想した通り、特にギンティさんが標的にされています。ラスト近くのO淵ではすっかり弱気になってしまい、メンバーからフォローされる程の弱りっぷり。かわいそうとは思いつつも笑ってしまいました。
 ちなみに今回は、カメラマンの今宮さんもミッションを行います。カメラマンとして雇われただけなのに、すっかりGメン扱いです。しかし仕事ぶりは非常に真面目で、おかしな声が聞こえたりすると咄嗟にカメラを声の方へ向けるあたりの反応が素晴らしいと思いました。このまま継続してGメンとして活躍してくれれば、そのうちスクープを撮ってくれるんじゃないでしょうか。

 そんなわけで今作もオススメですが、上記レビューの通り「恐怖」より「笑い」がかなり勝っています。ジャケだけ見て、「恐怖」を期待して購入すると騙されます。ジャケと中身が違いすぎるので、一応星は一つ減らしておきます。 怪談新耳袋 殴り込み!<地獄編 後編> [DVD] 関連情報

木原浩勝 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

京極夏彦氏の怪談はさすがだ!!!
「実話系」の定義の話等も面白いし、複数人の手記がひとつに繋がっていく様も良かった
まさに、構成力の勝利といった感じだ

岩井志麻子氏の怪談は怪談というより、単なる不気味なファンとのふれあいといった感じか???
このファン達がイッチャていてとても怖いのは、怖いのですが・・・
濃い人生を送っているな! 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ) 関連情報

木原浩勝 辛奇音劇シリーズ 木原浩勝の怪鬼宴「録音スタジオの怪」&「旅館の怪」 〈同時購入特典付き〉

木原さんの怪談が好きなので買いました!
怪談好きなのでこういうのはもっと出て欲しいですね。

他にも怪談のCDはありますが、声優さんが演じてくれるというのは新鮮でちゃんと怖がることができました。
ヘッドフォン推奨らしいですが、夜聞く場合は私は怖くてつけれません(笑)

マイナスの星は特典CDの木原さんの主張に賛同できなかったからです(笑)
本編はちゃんと星5です! 辛奇音劇シリーズ 木原浩勝の怪鬼宴「録音スタジオの怪」&「旅館の怪」 〈同時購入特典付き〉 関連情報

木原浩勝 怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション [DVD]

新耳袋は長編には向いていないようです。
90分の作品ともなると、ラストはそれなりに決着をつけなければならないわけですが、
結論・オチをあえて宙ぶらりんにしたところが原作「新耳袋」の魅力でもあったわけですから。
原作から離れて、映画単体としてみたら一応佳作の部類に入るのではないでしょうか。
深夜0時までに帰らないと死んでしまう他幽霊マンションの呪いの発動する設定が、
あるときはシリアスにあるときはコミカルに飽きることなく描かれています。
ホラーというより、ストレンジ・ムービー。黒川芽以さん他俳優陣はみなGJでした。
新耳袋シリーズ恒例の原作者によるオーディオ・コメンタリーは今回も健在。
90分しゃべり続けてますので、おなかいっぱいですが。 怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション [DVD] 関連情報

木原浩勝 隣之怪 第五夜 主人の帰り (単行本)

いつも通りの安定感。わざとらしくない静かさが気に入ってます。 隣之怪 第五夜 主人の帰り (単行本) 関連情報




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