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食い逃げ 食い逃げされてもバイトは雇うな~禁じられた数字〈上〉~ さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

「なぜバイトは雇わない方がいいのか」について変わったことは書いていないので,これをタイトルにするのはどうかと思う。インパクトはあるけれども。ここに書かれていることは普通のことであり,ただし押さえておかないと損することばかり。「数字に強くなる」というよりも,「数字ぐらいはちゃんと見ようよ」と著者は言ってるんだけど,それでも意識していない人の多いこと多いこと・・・例えば,アマゾンマーケットプレイスで,手数料も見ずに文庫本を買って悔しい思いをした人は読むべき。「さおだけ」は不発。まだこっちの方が読める。 食い逃げされてもバイトは雇うな~禁じられた数字〈上〉~ さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 関連情報

食い逃げ 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)

さおだけやシリーズ最終巻この間では禁じられた数字から会計に繋がる話です。まず、禁じられた数字とは大きく4つの種類があり、「作られた数字」「関係ない数字」「根拠のない数字」「机上の数字」 が挙げられます。これらはスポーツで言う奥の手というよりも禁じてであり、度が過ぎると反則になります。これらの数字を出されると人間は思考停止に陥り、「そうなのかな」と判断を狂わされます。間違えではないかも知れないけれど正しくもありません。ここで正しく数字を判断するために会計が用いられます。会計的な行動は正しい数字を出し、金銭絶対主義というその場限り的な判断においては正しいです。タイトルでうたわれている、「食い逃げのあるラーメン屋の主人はバイトを雇わない」のは金銭絶対主義的には食い逃げよりもバイト代の方が高くつくので安上がりで済みます。上巻についてはこれで良しとしています。しかし、この下巻においては非会計的行動をとることも考えます。それは「果たして食い逃げのあるラーメン屋のイメージ低下のの長期的な影響」のリスクです。リスクを小さくするためにバイトを雇って食い逃げを無くすのは長期的な視点で見れば正解です。その他の非会計的な行動として折り込みチラシなどで近隣地域に広告を出して出前を増やすなんて手段も書かれています。そして本書ではビジネスにおいて複数の視点を持ち妙手を打つことを薦めています。途中の物語がどうでもいい感じなので★4つにします。 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書) 関連情報

食い逃げ 食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

著者も述べているように1時間ちょっとですらっと読めるのは良い。ただ、”食い逃げされてもバイトを雇うな”というタイトルは、インパクト狙いありきのだましタイトル。正しくは、”食い逃げされても食い逃げ監視専用のバイトは雇うな”ってことなのだが、(食い逃げの機会損失よりバイトへの支払い費用のが上なら赤字なため)普通は、オーダーなり、片付けなりをしながら監視もしてもらうって感じでしょう。さらにいうなら(客側にバイトがいれば抑止力にもなるので)”食い逃げされるほど忙しい店なら一人はバイトを雇おう”のがむしろ正しい気がする・・・ 食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書) 関連情報




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