50歳からは「孤独力」! 精神科医が明かす追い込まれない生き方
男性のための本でした。私は男女問わず、人としてこれからの生き方について読みたかったので、少し予想とは違っていました。まだ半分ほどしか読んでいないので、読み切ればまた違った手ごたえを感じるかも知れませんが。 50歳からは「孤独力」! 精神科医が明かす追い込まれない生き方 関連情報
まずは一通り読んでみての感想を―
なるほど、と気持ちが楽になりました。やはり茂太先生はさすがですね。柔らかな語り口調に加え、すらすらと読める丁寧な文体です。もちろん内容も良かったですし。
その内容に関して少し触れますと、タイトルにあるように、本書は「孤独」そのものではなく「独りの時間」の方をより肯定しています。最初の方こそ、人に嫌われたっていいじゃないですか、という風に述べていますが、読み進めていくと「独りの時間」を上手に過ごしたり活用できれば、よりよい人付き合いができるようなる、という結論に至ることが多々あります。
つまりは、「独りの時間」の有意義な使い方やメリットなどを理解し実践できれば、何かにつけて人生いい方向に進む、と言った感じだと思います。加えて、随所に有名な思想家や学者たちの孤独の意義や重要性を示す一言が掲載されています。やはり本書も、茂太先生らしく考え方を前向きにしてくれる作品です。独りの時間を淋しく感じてしまう人や、物事を悪い方に考えがちな人には是非オススメです。
学校や職場、それ以外の場所でも一人でいる人間を見かけると、見下すとまでは言いませんがあまり良くない偏見を持つ人が結構多い気がします。実際、自分の周りにはそういう固定観念を抱いた友人が少なからずいました。そういった人たちは独りになることを内心怖れているからこそそのような考え方をしてしまうんじゃないかと思います。そんな人たちにも是非とも一読して欲しい作品です。
幸せを呼ぶ孤独力―“淋しさ”を「孤独力」に変える人の共通点 関連情報
彼が本作品を視聴し真剣に話してくれた事は、刑事との関係に大変興味を持たれたようでした。購入の決断は正しかったと確信をしました。 ダークネス・ビギンズ [DVD] 関連情報