YouTubeで「ソリッド・ブラス」のライブ映像を観るたび、本格的なライブ録音をしてくれないかと思うことしきりでした。それが実現するとは。しかもランディ・ブレッカーをゲストに招いて。ジャズ・フェスの企画だから実現したのかも。
タイトルどおりランディの曲が多いが、ジャコ・パストリアス絡みの曲も多く「トリビュート・トゥ・ジャコ・パストリアス」と言ってもよい内容です。
ここにマイケルが居たならとは、考えてもしようのないこと。
トリビュート・トゥ・ブレッカー・ブラザーズ 関連情報
とにかく一曲目に尽きます。
このテーマにして感性一発のこのソロ。
耳で聞くとなぜこの音階、音列と思いますが、コピーしてみると「指使い」に秘密が。
ギターの指板上を気持ちよく平行移動していきます。
オルガンソロやドラムも最高です。
ザ・ブルー・マン 関連情報
演奏者全員のテンションがかなり高いのが特色。演奏されているのはファンク+ハードロック+ビーバップのエッセンスをうまくブレンドしたもの。バリーフィナティー、テリーボジオ、の演奏がどぎもをぬく。
10点中10点。ヘビーでハードでスリリングな音楽。
ヘヴィー・メタル・ビバップ 関連情報
76年に発表されたジャコパストリアスのファーストアルバムです。
サウンド的には、音楽全般を愛したジャコの音楽観を象徴するように、ファンキーなR&B、カリブミュージックの香りがするもの、ストリングスをフューチャーしたもの、ハービーハンコックとのインプロバトルが楽しめるもの、そしてジャコの超絶ベースが楽しめるベースソロ曲等々、バラエティに富んでいます。
また、ジャコの才能を象徴するかのように、ファーストアルバムにして、ゲスト陣も、ハービーハンコック、ウェインショーター、レニーホワイト、マイケルブレッカー等々、豪華で、サウンドに彩りを添えています。
その後の音楽にも大きな影響を与えたアルバムであり、未聴の方は、一聴されてはいかがでしょうか。
ジャコ・パストリアスの肖像+2 関連情報
ジャズ・ボッサ、ジャズ・サンバ。気取らない、力が入らないリラックスした軽みのあるヴォーカルが魅力的である。聴くことで大きな感慨を抱かせることはないが、あっという間に時間が過ぎ、聴き終わると心の澱がとれ浄化されているような清々しい気持ちにしてもらえた。 ウェイ・トゥ・ビー 関連情報