懐かしい!《リトルレッド・ルースター》のスライドはコピりましたねぇ…って今でもセッションで演奏する大事なレパートリですが。久しぶりに何かコピりたくなるねぇ… ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ+3 関連情報
内容の充実度、出されたタイミング共におそらく英国ロックの黎明期にシーンに出てきたアーチストたちへの一番の影響盤はこれだとおもいます。特にAコーナー~ストーンズ系統のクラブシーンでのマスト曲が詰まってます。ミックやブライアンもこれで練習してバンドを形成したんでしょうね。ウルフは超遅咲き、1stアルバムが出たのは41歳。あのだみ声がしんどく感じるかな?とおもうのですが、実際はそうではなく、当時のウルフと同年代の耳にはちょうどいい密度やテンポでとても心地よいサウンドです。これと次のリアル&モア・フォークの2枚は完熟期にあたり、ウルフ、そしてCHESSのサウンドが確立された感じがします。とにかくこの時期のウルフのバンドは超充実していて聴き所が多いです。かつての英国ロッカーたちも歳をとり、振り返るとウルフやCHESSのサウンドは輝きを増してる気がします。新進ロッカーたちとパラレルで進んでいたもうひとつのオルタナテイヴ・ミュージックであったCHESSレーベルのサウンド、その中でもこれは最高の出来です。 ハウリン・ウルフ 関連情報
ハーモニカを猛烈ブロウする、初期の荒くれる姿が圧倒的。多くのカヴァーを生んだ代表曲が並ぶハウリン・ウルフのデビュー・アルバム。1959年発表。 モーニン・イン・ザ・ムーンライト 関連情報
この手のブルーズ関連物というと、まあ、黒人の有名(たまに、そんなでもというのもあるが)ミュージシャンが多いが、ここでは、ヒルビリーの元祖ともいえる白人のフランク・ハッチスンやクリフ・カーライルなどにも触れていて、その辺りは”待ってました!”と、声をかけたくなる考察です。ストーンズは、ブライアン、ミック・テイラー、ビルが去って、完全に、魅力が9割ぐらい落ちたよなぁ〜。 Blues Odyssey [DVD] 関連情報
シカゴ・ブルースの老舗レーベル「CHESS」の歴史とその中で当時評価されずに、30年を超えた今再評価されている「ELECTRIC MUD」を再演しようという企画。パブリック・エネミーのチャック・Dそれからコモンをフューチャーして当時のメンバーを呼び寄せ、ドラムには元ポールバターフィールドブルースバンドのサム・レイを迎えて新たにセッションを行う様を捉えたドキュメンタリー。実際のセッションを行うまでには、シカゴのブルースフェスから様々な大御所ブルースマンの演奏シーンがフィーチャーされ、どれも現役感たっぷりで楽しめる。しかし再び集まってきた面子が当時もその後も音楽的に尖がってた連中だから普通のブルースマンとはちょっと違う感じで、ピート・コージーなんかは見た目から圧倒されちゃう感じだし、逆に見た目はおとなしそうなフィル・アップチャーチは口が悪いんだな。確かにフィル・アップチャーチはヒップホップとジャズをミックスしたようなアルバムも作ってたし、自分のやってる音楽に相当自身があるんだと思うけど、もうチャック・Dやコモンも借りてきた猫状態。だけどラップするところではさすがに気概を見せてました。まあそれも又面白いと思うし、和気藹々として楽しそうでしたけどね。とにかく演奏シーンがたっぷりフューチャーされているので、ブルースを初めとしたブラックミュージックに関心がある人は観て損は無いと思います。 ゴッドファーザー & サン [DVD] 関連情報