早川義夫 商品

早川義夫 ラブ・ゼネレーション

たしかにとげのある表現もある。矛盾だと思うこともある。しかし、何度も読んでしまうのである。はじめて読んだのは早川さんが復帰して間もない頃お茶の水の店頭で文庫本で。今は新装本で。正しいかどうかなんて私にはわからないが限りなく素敵なのだ。早川さんが本当は何を伝えたいか知りたくて何度も読んでしまう。遠藤周作さんの「私が捨てた女」を読んだときもそうだった。何十回と読んだ。「ラブジェネレーション」何度読み返しているだろうか?本を買う意味とはここにあると思う。そうでなければ、図書館で読めばいい。早川さんはいつも唄っている。本の中でも。CDを買ったような気分だ。 ラブ・ゼネレーション 関連情報

早川義夫 この世で一番キレイなもの

個人的に早川さんの若い時の歌が大好きなのですが、長い休止期間を終えて後の「どこかフッ切れた」後の彼の歌には、以前の「怨念節」にもみまがうほどの「底抜けの暗さ」に加えて、どこか大らかに聴く人を包む「優しさ」が備わったような気がします。もともと凄い天才的人物が「円熟の域(?)」に達して、決して枯れるどころかますます奥深く「普遍的な魂の歌」を歌い上げているということに、やっぱり彼は「本物の芸術家」なのだと強く思い知らされます。「円熟」して「おじさん」になっても、まるで青春真っ直中の若者のように、真摯に自分と向き合う姿勢にはただもう脱帽するばかりです。早川さんにとって、「歌」とは「人生」であり、「人生」とは「歌」なのですね。それがよくわかります。歌を聴かせるだけでその人柄に惚れさせ、かつ、人間として尊敬の念さえ抱かせてくれるほどの「唄い手」は、そうそうザラにいるものではありません。もっともっとたくさんの人に聴いてもらいたいです。 この世で一番キレイなもの 関連情報

早川義夫 ぼくは本屋のおやじさん (ちくま文庫)

 日本のロック黎明期につのだ☆ひろ等が所属する伝説のバンド「ジャックス」があった。早川義夫はそのリーダーであった。ジャックスは2枚のアルバムを残して解散し、早川は1枚のソロアルバムと『サルビアの花』という名曲を残してミュージックシーンから姿を消した。そして、誰もが驚いた90年代における、ミュージシャン・早川義夫の復活!
 一度の引退から復活まで早川義夫は何をしていたのか?その答えがこの本にある。実は、「本屋のおやじさん」をしていたのだ。この書には、零細の本屋の苦労が書き綴ってある。本屋が、書籍卸売業者や出版社から仕入、客から注文を受けた時、注文制をとる出版社等々である。これから、本屋を営みたい方にはお薦めの書である。
 参考までに、ミュージシャン・早川義夫としての素顔は全く触れられていないので、御注意を ぼくは本屋のおやじさん (ちくま文庫) 関連情報

早川義夫 考える人

当時の活躍は全くしりません。雑誌のコラムでたまたま購入しました。普段は洋楽しか聴いていませんが、率直に心がゆれました。派手さはありませんが、繊細で奥が深い。まさしくガレージ演歌。バランスがよく一気に聴くことができました。イチオシです。 考える人 関連情報

早川義夫 I LOVE HONZI

CD発売記念ライブで、早川さんは
「このアルバムはHONZIが本当に素晴らしくって主役です。 僕と佐久間さんは脇役です。」と言っていた。
本当にHONZIの演奏は素晴らしい。
歌の通り「神が降りてくる みんなの心に HONZIのバイオリン」だ。
早川さんの歌とピアノ、佐久間さんのギター、HONZIのバイオリンとコーラス(声も素敵!)メロディカ、これらが一体となって奇跡のように素晴らしいライブアルバムが生まれた。
ジャックスの名曲「からっぽの世界」は、これがこの歌の最終的完成型だと言いたくなるような名演。
そして「I LOVE HONZI」は、HONZIが亡くなる1ヶ月前の最後の演奏の録音だという。
この歌は早川さんの彼女に対する思いをストレートに歌った優しくてあたたかい素敵なHONZIへの賛歌だ。
本人と共演しながら相手のことを歌う早川さんはなんて素敵で優しいんだろう。
HONZIはバイオリンを弾きながら少し照れくさかったかもしれないけど、どんなにうれしくて幸せだったことだろう。 I LOVE HONZI 関連情報




Loading...


ここを友達に教える