What is produced from industrial waste treatment - pollutant or hope? | Noriko Ishizaka

町工場の娘

町工場を引き継いだ女性の１０年のものがたり。まずもって、諏訪さんの前向きに挑戦し続ける姿勢がすばらしい。創業者の娘とはいえ、新参者の社長がいかに従業員に接したか、いかに顧客に接したか。真摯な心意気と工夫があって成し遂げた１０年の記録がそこにあります。部や課といった小さな組織を率いている人には、大変参考になる内容だと思います。やはり、人と人の関係で成り立っているので、相手のいる場所に出向いて、ちいさなことからコミュニケーションをとっていく積み重ねと、相手の立場にたって施策を訴えていき、同意を得ていくプロセスは不変のものだと思います。あらためて、原点に気づかされた一冊です。町工場の娘関連情報

公式長編記録映画日本万国博 [DVD]

万博閉幕後、36年間ずーっとこの映像が観たかった。感動しました。思わず涙がでました。国旗と共に「こんにちは」と挨拶する各国のコンパニオンのバックで流れていたあの曲、ずーっと口ずさんでいました。万博の映像はテレビやビデオでもなかなかみることが出来なかったので、このＤＶＤが出た時には「やっと出会えた」というのが実感でした。当時私は14歳、もし他の地で開催されていたら行けたとしても1回か2回だったでしょう。大阪に生まれてよかったと思うことの一つが、この万博を複数回体験できたことです。私にとってあの半年間は掛け替えのない時間でした。展示物がどうのこうのよりも改札口を通って会場に入った時のあの雰囲気、活気、は例え様もないものでした。このＤＶＤを観ていると各パビリオンのレストランから立ちのぼる料理の香りまで蘇ってくるようです。公式長編記録映画日本万国博 [DVD] 関連情報

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記

著者の父、社員、地域、事業に対する「愛」を感じる内容でした。ここまで真剣に取り組み先に何が見えているのか。今後に期待したい人です。絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記関連情報

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える！

かつて所沢で大問題になった「ダイオキシン風評被害」。その騒動の陰で、ある意味で農家以上にその渦中に放り込まれ、大バッシングを受けた企業があったとは知りませんでした。それが著者が受け継いだ石坂産業でした。バッシングにより、いち早く実装していた15億円をかけて作ったダイオキシンを出さないための焼却炉も廃炉にせざるをえなくなり、男性ばかりの荒れた職場で、30歳にして２代目女社長として会社を継ぎ、社員の4割が辞めていくという絶体絶命の状況。これ以上の逆境はそうそうないでしょう。　これだけの逆境からはじめるなら、ゼロから新しい組織を作るほうがよっぽど楽です。しかし、本当に凄いのは、どん底から這い上がったばかりでなく、会社をまったく新しい姿へと再生させたことです。今や広大な里山にはホタルが生息し、現在では、夏祭りに地域の人が700名訪れ、トヨタ、全日空、日本経営合理化協会、滝川クリステル氏、中南米・カリブ10ヵ国大使……全国だけでなく世界中から何千人という見学者が訪れるようになったのです。　なぜそんなことが可能になったのか。経営方法や、考え方や生き方、チームの作り方など参考になることばかりですが、この逆境に比べたら、自分がいま抱えている悩みなど悩むに値しないと思えてしまう“悩み解消本”でもあります。　そして高い志を持ち、ひとつひとつ成し遂げていき、一歩一歩歩みを進めることで、１０年あれば大きく変えていくことができるということを、身をもって教えてくれる“希望の本”でもあります。また前面には出ていませんが、著者の深い愛と高い志がハーモニーを織りなし、通奏底音のように流れているそんな稀有な本です。　こんな逆境の時代だからこそ、一人でも多くの人に手にとっていただきたい、心からそう思える本です。絶体絶命でも世界一愛される会社に変える！関連情報

ドラマW 誘拐 [DVD]