夜になるまえに 商品

夜になるまえに 夜になるまえに [DVD]

Jデップのボンボンちゃんが可愛い。バッチリ化粧でオカマ役をしたJデップを見るだけでも価値有りですよ。 夜になるまえに [DVD] 関連情報

夜になるまえに 夜になるまえに【廉価2500円版】 [DVD]

■もしも、自由に何かを表現するという事が禁じられてしまったら…。当たり前にある自由が、ある時代のある国では、悪とされて、弾圧の対象となってしまう。ジョニーみたさに買ったのですが、色々な事を考えさせられる映画でした。監督は、前衛画家という事もあって、色が綺麗です。■レイナルド・アレナス(ハビエム・バルエム)/書くという事に対しての、ひたむきな情熱が伝わってきます。書く事で自分を表現するする事を知り、書いていた事によって投獄されたアレナスを救ったのは、囚人達の手紙を代筆してあげるという、書く事だったのです。■モーロ刑務所のゲイの囚人ボンボン(ジョニー・デップ)/金髪にヒゲと、ブラウンの髪にミニの巻きスカートの2パターンがあります。運び屋でもあるボンボン、お仕事中の表情が妙にリアル(笑)いくら、経験豊富(アレナス談)たって、あんなに入るんでしょうか?■ビクトル中尉(ジョニー・デップ)/ボンボンとはうって変わって、アレナスを尋問する役。アレナスが、瞬間、自分の立場を忘れて、妄想してしまうほどの美男ぶり(っていうか、タイプだったのか?/笑)■ラサロ・ゴメス・カリエス(オリヴィエ・マルティネス)/可哀想な生い立ちのラサロ(原作に詳しく書かれています)出所後のアレナスと、生涯の親友となる青年。廃墟の寺院でのアレナスとラサロの心の交流が、友情の始まりで、このシーンは淋しい心を持っている2人の様子が自然に描かれているのです。心が安らぐ事が少なかったであろうアレナスに、ラサロがいてくれて良かったと思いました。ニューヨークの摩天楼の下で、生まれて初めて見た雪にはしゃぐ、アレナスとラサロのシーンは、とても印象的です。「アイラブニューヨーク」と印刷されたビニール袋が、とても皮肉で、残酷なまでに悲しかったです。■原作「夜になる前に」(レイナルド・アレナス/安藤哲行・訳/国書刊行会)/8センチほどの厚さのある本で、過酷な人生を描いているのですが、とても読みやすかったです。ボンボンは、創作キャラだったみたいで、そのモデルとなったような女装のゲイたちについては書かれていました。映画では「運び屋」とされていましたが、この本では「赤帽」と訳されていました(笑)文字通り、何でも入れちゃうんですよ。女装のゲイたちは、海が満潮になったら浸水してしまうような地下室に収監されていて、手製の武器を隠し持っていて、仲間同士のケンカの時はそれで戦ったそうです。囚人同士のケンカは面白い見世物になっていて、暴力や、殺人が横行していて、いかにそういうトラブルに巻き込まれないよう、気を使っていたかという事も書かれています。ボンボンが登場する、シチュエーションは、月に数回行われていた屋上での日光浴だそうです。劣悪な環境のせいで、ノミやしらみがたかるので、虫干しをするのと、屋上から海が見られたので気分転換ができたので、囚人たちはみんな楽しみにしていたとか。■「夜になるまえに」のタイトルの由来/アレナスが、キューバ国内を野宿しながら逃亡中に、小説を書くのは、夜になって暗くなったら書けないので、「夜になるまえ」に書かなくてはならなかった経験からきているそうです。■ボンボンの意味/チョコレート菓子の他には、スペイン語(キューバの公用語)では、口語で「美人」 夜になるまえに【廉価2500円版】 [DVD] 関連情報

夜になるまえに 夜になるまえに ― オリジナル・サウンドトラック

ずっと見損なっていた映画を相当遅れて、やっと観ました。ジュリアン・シュナーベル監督作品3作中ではベストだと思いました。そして、音楽もベストでした。特にキューバン・ミュージックのファンではありませんが、絶妙な陽気さと哀愁のミックスチャーは、当時のキューバを音楽自体が映画の主題を物語っていて、素晴らしい!単に、あの映画に対する選曲が良かっただけかもしれませんが・・・。逆に、音楽は音楽で完全に独立したパワーをもっており、音楽を聞いても映画のシーンを思い起こさせない。通常映画は、映像と音楽が表裏一体になっており、どちらかが欠けると、どちらかだけだと、その両方の「マジック」が失われる。何度も、それには失敗した経験があり、今回は成功!でした。映画の内容と同等にその音楽も優れていたと思います。そして、原作も読みましたが、敢えてあの作品を映画化したシュナーベルを監督として尊敬します。おそらく、一作家として原作者に対する深い共感と愛情があったからできたことでしょう。その深い思いが、音楽に至るまで徹底的にこだわったことが伺える一作そして一枚です。 夜になるまえに ― オリジナル・サウンドトラック 関連情報

夜になるまえに 夜になるまえに

 波乱に満ちた生涯をおくったキューバの作家レイナルド・アレナスの凄絶な自伝です。 反体制的な人物であり、また体制下のキューバで弾圧の標的にされたホモセクシャルでもあったアレナスは、1973年の夏、浜辺で知り合い関係を持った男の子たちとのごたごたから収監されます。本書は、監房から抜け出したアレナスが逃亡中に公園で書き始めたものです。『夜になるまえに』というタイトルは、字の見える、夜になるまえの時間しか書けなかったこと、また「警察に見つかったときにぼくを待ちうけているもう一つの夜」(=完全な暗闇の生活)を意識してつけられました(本格的に書かれるようになったのは、その数年後、アメリカに亡命してエイズを発症してからのこととなります)。 幼い頃の貧しい生活から家族のこと、男たちとの奔放な性体験、友人、文学、逃亡、監獄生活、フィデル・カストロや故国キューバについてなど、さまざまな事柄が回想されています。 アレナスは常に権力によって抑圧されたため、本書で語られる回想には過酷なものがあります。しかし、解説で訳者の安藤哲行氏も指摘していることですが、アレナスの文章にはいつもユーモアがあり、読者を鬱々とはさせません。それどころか、厳しい状況を書くときほど文学や自由への強い憧憬があふれだし、瑞々しい感性がいっそう輝くように感じられます。 夜になるまえに 関連情報

夜になるまえに 夜になるまえに [DVD]

ジョニー・デップが好きなので、俳優目当てで買いました。少ししか出て来ませんが、充分に存在感があり、ストーリーの中で重要な役割だったのでうれしかったです。小説家である主人公の人生を映画化していますが、ゲイであるゆえの様々な苦悩を切なく表現してあり面白かったです。ゲイからみた男の美しさを感じさせ、個人的にベスト8に入る映画でした。 夜になるまえに [DVD] 関連情報




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