日本映画史110年 (集英社新書)
本書は「日本映画史100年」(2000年刊行)の14年後に書かれた増補改訂版である。著者は冒頭に「新たに2000年以降の日本映画の動向について補足」し、「細部の記述に若干の改訂を試みた」と記している。旧作を愛読した者として興味深く本書を読んだ。「若干の改訂」のなかに、「後書」の次のような驚くべき(?)改訂があった。旧作「映画の研究の根底には、つねにノスタルジックな衝動がつきまとう。田中純一郎から飯島正、岩崎昶まで、これまで日本映画の書物を手掛けてきた先達を見ると……」改訂版「映画の研究の根底には、つねにノスタルジックな衝動がつきまとう。田中純一郎から飯島正、蓮實重彦まで、これまで日本映画をめぐる書物を手掛けてきた先達を見ると……」旧作「岩崎昶」は今回「蓮實重彦」に置き換えられた。この変更は「若干の改訂」のように見えて、実はかなり奥行きのある変更に見える。四方田氏がこれまで蓮實氏をことあるごとに批判してきたことは周知のことである。もっとも、声高に批判してきたわけではなく、場合によってはさりげなく指摘するという形を取っていた。映画観の違いといえばそれまでだが、学生時代からの他人にはあずかり知らぬ経緯もあるのかもしれない。「先生とわたし」にも蓮實氏は感じの悪い人物として登場する。しかし、蓮實氏の名前はめったに四方田氏の著作には登場しないので、今回の後書はひとつの驚きであった。四方田氏に何か心境の変化があったのだろうか。これまでのことは不問に付し、蓮實氏の映画評論に対する功績を虚心に評価する、というのがありうる解釈であろう。映画評論の両雄たる蓮實・四方田両氏がお互いに無視しあう図はこれまでも不思議な光景であった。大人げないとすら思えた。それを四方田氏が一方的に解消しようとしたのだろうか。あるいは「蓮實の時代」は終わったとするひとつのアピールとも解釈できないこともない。先達として名を挙げた田中純一郎、飯島正、岩崎昶はいずれも故人であり、蓮實氏のみが現存の人物だ。その人物を先達枠に入れることで、「蓮實の時代」を名実ともに終わらせることを意図したのだろうか。いずれにせよ興味深い改訂であることは間違いない。ついでに言えば、表紙裏の献辞が旧作「葉山三千子の思い出に」から今回「葛井欣士郎の思い出に」へと変更された。このあたりが氏の芸の細かいところであろう。
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コアウェーブ FOMA/SoftBank用USB充電ケーブル CW-110F
SOFTBANK のUSB携帯充電器を探していました。さっそく、購入、使っています。携帯側のケネクターの入りがいまいちです。少し浮いている。そこが、少し気持ち悪い。でも、使えています。
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お買い得 シック ハイドロ5 ホルダー1本+ 替刃 (17コ入) [ヘルスケア&ケア用品]
近くの店舗ではこちらのような商品は手に入りませんね。お値打ちでまずまずです。
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エースコンバット04 シャッタードスカイ
現実とファンタジー要素が絶妙に組み合わされた独特の世界観で、プレイヤーを「その気」にさせるお膳立てはしっかり。高度3000フィートの空は限りなく青く澄み、男の子なら誰もが夢見た360℃の二乗を自由自在に駆け抜ける、壮大なドッグファイトが楽しめる。特筆すべきは、抜群の機動力を誇る敵機、「イエロー」の存在。「ぅおぉおおおおおお!」…などと叫びながら操縦桿(左スティック)を全力で手前に倒せば、気分は完全にエースパイロット。リアルタイムに聞こえてくる敵機パイロットの悲鳴も快感。これほど、プレイヤーを【いい気】にさせてくれるタイトルも珍しい。ボリュームも飽きを感じない適度なボリュームで、非常に遊びやすい一作。ただ、優等生すぎるがために『ゲームらしい』奇抜さが今ひとつ足りないのが欠点…と言うのは贅沢すぎだろうか。
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ジレット フュージョン5+1 パワー 替刃12個入
Amazon Vine先取りプログラムのサンプルでリクエストした替え刃ですが、ホルダーが付いて来るものと勘違いしてしまい、新たに購入する羽目に陥ったばかりか、さらに商品表示を見間違えて、電動式のパワーホルダーではなく、手動式のホルダーを購入するというドジまで踏んでしまいました。(パッケージのデザインが似通っていて、紛らわしいので、メーカーには一考をお願いしたい)電動式Fusion5+1パワー用の替え刃である本製品は、手動式のFusion5+1の替え刃と区別して販売されていますが、どちらの替え刃も、それぞれのホルダーに装着することが可能です。しかし本製品は、手動式の替え刃に比べて、刃がより均一にコーティングされていて、電動の微小振動で肌への摩擦を和らげる効果があるそうなので、正確なレビューを書くために、パワーホルダーも購入して、手動式との剃り味の違いを比較してみる事にしました。替え刃を見比べてみると、水溶性の潤滑油を肌に塗布する役割を担っているスムーサーの色が違うだけで、どちらが電動式かの見分けが付きませんが、作動させてみると、振動を受け止める刃の動きがスムーズで、肌にかかる刃の力がより分散されて、ホルダーをなめらかに走らせることが出来ます。さらに5+1の数字(両替え刃共通)にあるように、5枚刃の弊害になっていた、口周りの剃りにくい髭を、ピンポイントで処理してくれる一枚刃が別に付いているのが便利です。結論としては、電動、手動ともに、今まで使用してきた同社の3枚刃に比べたら格段の進歩で、両者の比較では、電動式の替え刃の方が、振動する点が優れているだけで、剃り味に関しては手動式と大差なく、電池の水濡れを心配せずに、湯船の中で安心して使用できる点で、手動式の方が私には使い勝手が良さそうです。本製品は3月に発売される新しいモデル用の替え刃で、電動式の購入をお考えの方は、新製品が出るまで待って見る手はありますが、パッケージに改善点が明記されていないし、値上げするための衣装替えだけのようなので、割引率の高い現行の製品の方が、お買い得ではないかと思います。因みに、アマゾンでの2月19日現在の価格は、替え刃4個入りで、新モデルが参考価格2,030円の7%OFFで1,894円、現在モデルが参考価格1,523円の26%OFFで1,127円、電動ホルダーの新モデルが、値引きなしの1,598円、現在モデルが参考価格1,674円の41%OFFで982円です。
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