DVDが出ていると聞いて、急いで注文してみた。記憶通りの生き生きとして色っぽい渡さんの雲が見られて感動でした。渡さんのこんな顔は、この前にも後にも見た覚えがない。まるで違う男の人のようでした。 少女の頃見た時は、性的な表現に抵抗があり、あざとい感じが少し嫌だったが、おばさんになり色々知った今見ると、人生の真実が描かれていたのねえ、と、思いました。親子の愛とか、男女の愛とか、暴力とか。暴力は嫌いと言いながら、根っこの部分に十分暴力性を秘めていて、押しつけられた赤ん坊を、何も言わずに引き取って育てようとする雲の、男としての哀しさが、「銭ゲバ」を思い起こさせました。 いやあ、それにしても色っぽい渡さんだ。もう一度見られて本当によかった・・ 浮浪雲 BOX [DVD] 関連情報
いろいろな人生訓を学んだ気がします。今でも座右の銘のようにしているのが、この言葉です。世の中「小事」(こごと)に振り回されて、大局を見逃していることばかりです。中でも世間体というのが一番やっかいです。私たちは生活する上で、世間とのかかわりは避けて通れないものではありますが、人並みにとか、常識の範囲でといった、いったい「誰」を基準に判断しているのかはっきりしないものに悩まされています。世間体を気にし過ぎると、いつも誰かに評価されているようで、心が安まる時がありません。大切なのはあなたの価値基準です。それにあなたが自信と責任を持つことが大切です。青空を行くはぐれ雲のように、自分らしい生き方をしたいですね。いろいろな人生訓を学んだ気がします。今でも座右の銘のようにしているのが、この言葉です。世の中「小事」(こごと)に振り回されて、大局を見逃していることばかりです。中でも世間体というのが一番やっかいです。私たちは生活する上で、世間とのかかわりは避けて通れないものではありますが、人並みにとか、常識の範囲でといった、いったい「誰」を基準に判断しているのかはっきりしないものに悩まされています。世間体を気にし過ぎると、いつも誰かに評価されているようで、心が安まる時がありません。大切なのはあなたの価値基準です。それにあなたが自信と責任を持つことが大切です。青空を行くはぐれ雲のように、自分らしい生き方をしたいですね。 浮浪雲 (1) (ビッグコミックス) 関連情報
この映画を観たのはちょうど30年前、まだ小学生で冬休みか何かの特番で1度限り観たのが最後。内容もすっかり忘れているんだけど、唯一憶えていたのが新之助のセリフ「カステイラって美味しいね!」だけ。でも子供心にどこか琴線に触れる所があったのか? それからもう一度観たいとずっと探し続け、やっと出会う事ができました。30年振り2度目の再会。想像していた以上の作品でビックリ!(とても30年前の作品とは思えないクオリティーの高さ)まず、オープニングのシーンから鳥肌モノ!!(雪の景色の美しさと雲さん登場の粋なセリフ)そして新之助のセリフ、若干ニュアンスは違っていたけど懐かしかったなぁ…自分も子持つ親となって観てみると、泣けるシーンが多い。そしてたくさん考えさせられるところがありました。この作品の凄さは―1.風景画の美しさ 雪・桜・雨・紅葉の美しさと存在感、四季折々の空に浮かぶ雲の綺麗さ、川面に映る月夜の風景、どれを取っても芸術作品のレベルです。 特に効果音はないのに雪を踏む音や花びらや葉が舞い落ちる音が聞こえてきそうな位の美しさ。2.作画の安定感 最後まで乱れなし。3.各場面の構図・演出の妙 龍馬暗殺シーンは言うまでもないが、一文字と雲さんの決闘シーンや雨のシーン、雲さんと子供達が触れ合うシーンは秀逸。4.効果音のリアルさ 切り捨てた石像が落ちる音、馬の嘶きや蹄の音、今のアニメではないリアルさ。5.役者の演技力 主役3人は、声優じゃないけれども非常にうまい! 山城さんの艶のある演技が雲さんにピッタリ! 新之助の加瀬さんも子役ながら息遣いまで演じているのには驚きますよ。 脇を固める声優陣も演技の出来る人ばかり盛り上げますよ。(昔の声優さんはしっかりと演技ができましたねぇ)以上長々と上げましたが百聞一見に如かずです。この作品は、正に隠れた名作!みんながトゲトゲとした殺伐としたこの時代に、ぜひ多くの人に観てもらいたい作品ですね。そして「ゆっくりと、あせらず」生きていきたいものですね。ででん、でん、でん、でん… 浮浪雲 [DVD] 関連情報
「太陽にほえろ!」ポリドール・マスター・コンプリート’72~’86
この『太陽にほえろ!Polydor master complete '72-'86』は、ディスク4枚に太陽にほえろ!の楽曲を、ディスク1枚に挿入歌を数曲、そして最後の1枚に太陽にほえろ!の音楽を担当した大野克夫氏のソロ・アルバム『FREE WAYS』(初CD化作品)がセットになった6枚組BOXセット商品です。このレビューでは、大野克夫氏のソロ・アルバム『FREE WAYS』にスポットに充ててみたいと思います。このBOXセットに含まれている大野克夫氏の『FREE WAYS』の楽曲は、数曲『太陽にほえろ!』にも使用(例えば、喫茶店のBGMとして流れたりとか・・・)されてはいるのですが、何が貴重盤(CD)なのかと言いますと、ソロ・アルバム発売同時期に渡哲也主演(妻のおかめ役に桃井かおりが出演)で放送された『浮浪雲』のサントラ盤の半数以上の楽曲が使用されているのです(ソロ・アルバムとは少しアレンジが違いますが・・・)。現時点では『浮浪雲』のサントラ盤がCD化されておりませんので、このBOXセットは、別の意味で貴重盤と言えるのではないでしょうか。また、大野克夫氏のセカンド・アルバム『Windward Hill』(ボーカル・アルバムで、現在でも入手可能)には、『太陽にほえろ!第331話【新曲】』で『サミー・ボウ』言う曲が挿入歌として使用されているので(最後のカットで石原裕次郎が口ずさんでいます)、興味のある方は一度試聴してみては如何ですか。 「太陽にほえろ!」ポリドール・マスター・コンプリート’72~’86 関連情報
浮浪雲は、浮浪雲であることを止めると宣言します。それを聞いた者の中に動揺するものが現れます。さて、看護師のお志摩やオランダおいねは、浮浪雲に関心を示します。そして、浮浪雲とは何者なのかを探ろうとします。作者は自分のこしらえた登場人物である浮浪雲の姿を、以上のような少し手の込んだ透視図法で示そうとするのです。面白いですね。 浮浪雲(はぐれぐも) 105 (ビッグコミックス) 関連情報